【自主調査】myアンケート×Twitter アニメ・声優アワード・声優に関する自主調査【前編】~声優の認知率は男性声優 鈴村健一・宮野真守が8%でトップ、女性では水樹奈々が3割を超える~

2010年3月26日

マーケティング支援の株式会社ドゥ・ハウス(港区 代表:稲垣佳伸)は、全国の15歳以上を対象に「アニメ・声優に関する調査」を実施しました


調査手法はインターネットリサーチ(トレンドウォッチ※)。調査期間は2010年3月11日(木)~3月16日(火)。有効回答数は23,388名から得られました。


なお、このトレンドウォッチのテーマはTwitter上である個人様からリクエストいただきました。その方に選択肢等をフォローいただいております。最初は声優の方100名以上リスト化いただいたのですが、諸事情により20~30代の若手・中堅の声優28名を最終的にピックアップさせていただきました。改めてご協力いただこと、この場を借りて感謝申し上げます。

その後、結果をご覧になった他の方からTwitterで性別×年代別の結果をご覧になりたいとご依頼がありまして、ご対応させていただきました。




当社無料(フリー)の集計ソフトmy集計アプリ用のデータもこちらからダウンロード(zip形式)いただけます。




※トレンドウォッチは、毎週テーマを変えて実施している簡単な自主調査です。約2~3万人から回答を集めて、「今」をキャッチしています。
   2001年から開始し、現在まで約500テーマ実施しています

調査結果トピックス

  • 現在放映中のTVアニメ番組の視聴は5割。男女ともに40代以下は半分以上が視聴している
  • 声優アワードの認知率は27%。ただしよく知っている割合は4%にとどまる
  • 声優の認知率は水樹奈々がトップで34%。次いで平野綾の23%。男性声優では鈴村健一・宮野真守が8%。

調査概要

  • 調査手法   :インターネットリサーチ(トレンドウォッチ
  • 調査地域   :全国
  • 調査対象   :15歳以上~の男女(myアンケートモニタ
  • 有効回答数:23,388名(定期的な自主調査ですので均等割付等は行っておりません)
  • 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代以上
    男性
    99
    791
    2,625
    3,119
    1,757
    846
    118
    女性
    142
    1,698
    5,373
    4,573
    1,660
    522
    65
  • 今回の調査対象の声優一覧(敬称略、順不同)

【男性声優】
鈴村健一/宮野真守/櫻井孝宏/福山潤/入野自由/杉田智和/神谷浩史/小野大輔/中村悠一
吉野裕行/下野紘/鈴木達央/梶裕貴/前野智昭

【女性声優】
水樹奈々/平野綾/坂本真綾/朴璐美/釘宮理恵/ゆかな/沢城みゆき/小清水亜美/金田朋子
後藤邑子/戸松遥/斎藤千和/福井裕佳梨/浅野真澄

※声優さんの選択肢不足はあるかと思いますが、予めご容赦ください。

1.現在放映中のTVアニメ番組の視聴は5割。男女ともに40代以下は半分以上が視聴している。

全体では放映中のTVアニメ番組の視聴は5割。視聴している中では「2~3作品」が25%でボリュームゾーンとなっている。

【性×年代別】にみると、最も視聴割合が高いのは『15~19歳男性』の71%。『20代男性』『30代男性』『40代男性』『15~19歳女性』『20代女性』『30代女性』『40代女性』はいずれも視聴割合5割以上となっている。

男性・女性ともに50代以上になると視聴割合が低下する傾向。


※視聴の定義としては、3月段階で放映されているTVアニメ番組に限定しています。レンタルやDVD・Blu-Ray視聴、TVで放映された
   アニメ映画は含みません。ただし、HDDレコーダー等で録画して見た場合は含まれます。



2.声優アワードの認知率は27%。ただしよく知っている割合は4%にとどまる。

声優アワード※の認知率をみると、全体で27%、ただし「よく知っている」割合は4%にとどまる。

「よく知っている」割合で1割を超えたのは『15~19歳男性』『20代男性』『15~19歳女性』のみ。


※声優アワードとは2006年(平成18年)が「外画放送開始50周年」にあたることを記念して、声優業界の発展と人材育成の場として設立された
   声優アワード実行委員会が選定する優秀な声優に与えられる賞です。詳細は以下のサイトをご覧ください。

   >声優アワード公式サイト
   >第二回声優アワード永久保存版オフィシャルDVD公式サイト


3.声優の認知率は水樹奈々がトップで34%。次いで平野綾の23%。男性声優では鈴村健一・宮野真守が8%。

20~30代の声優の認知率をみると、「水樹奈々」が最も高く34%。次いで「平野綾」の23%、「坂本真綾」の13%が続く。

男性声優をみると、全般的に女性声優と比較して認知率が低くなっている傾向。男性声優では「鈴村健一」「宮野真守」が8%でトップ。
次いで「櫻井孝宏」「福山潤」「入野自由」「杉田智和」が7%。



4.トレンドウォッチに寄せられた回答者の声

トレンドウォッチでは、回答者から任意にテーマに関するエピソードを募集しています。今回は約5,000程のエピソードを頂戴しております。
その中から一部ご紹介いたします。



担当リサーチャーコメント

Twitterから発展して調査実施をしたトレンドウォッチです。正直申し上げると、テーマとして相談があった際に非常に悩みました。


まずトレンドウォッチの過去のテーマを見ると、「冷凍食品」「節分」「外食」といったことをテーマにしていたことと、エンタメでも「映画」や
「ドラゴンクエスト」程度しかやっておりません。

加えて声優さんの認知に関しても、ニッチである可能性があるので選択肢として掲載した声優さんに失礼にあたらないかと・・

悩んだ結果、ご相談いただいた方の熱意もあって社内で相談して実施することを決めました。

ちなみに余談ですが最初、その方から声優さんの選択肢リストが100名を超えるものが来たので(笑)、それはちょっとということで
敢えてベテランの方(古谷徹さん、永井一郎さん等)を外して20~30代で活躍されている声優さんを選定いただいて調査をいたしました。
ちなみに自分自身はアニメをあまり見ませんので、存じている方は紅白歌合戦にでられた「水樹奈々さん」だけでした。

予想はしていましたが、回答者からも「なんでアニメ?」と驚きや苦情に近いものをいただいたのも事実です。



さて調査結果を見ていきましょう。

まず現在放映中のTVアニメ番組の視聴割合は40代以下と50代以上に境界線があります。40代以下でも男女問わず半分以上が見ているという結果になりました。コメントを拝見すると「お子さまと一緒に見て、自分もはまってしまった」方や「錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
「デュラララ!!」「バカとテストと召喚獣」「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」「銀魂」などの作品が幅広い年代であがっていました。
サザエさんやちびまる子ちゃんという作品もあがっていましたが実は件数としては多くありませんでした。



声優アワードに関しては第1回目が多くのメディアに取り上げられたこともあり、認知率としては27%となっています。
ただ、「よく知っている」の割合だけでみると4%ですので実質としては認知の普及に至っていないことが伺えます。声優が好きな方にも1回目以降はよくわからないというコメントもありました。



声優さんの認知率では、「水樹奈々さん」がトップで34%です。これはNHK紅白歌合戦(第60回NHK紅白歌合戦)にご出場されたことが一因かと思います。全体的な傾向として女性声優の方が男性声優よりも認知が高い傾向にあります。
男性声優では「鈴村健一さん」「宮野真守さん」がトップで8%ですが、「櫻井孝宏さん」「福山潤さん」「入野自由さん」「杉田智和さん」「神谷浩史さん」「小野大輔さん」までが6~7%ですので、認知率としては横並び傾向があります。


さて、男性声優の「鈴村健一さん」「宮野真守さん」の認知率が8%という数字ですが、この数字、低いとはいえないと感じております。当社で2010年2月に自主調査でやったTwitterの自主調査で利用経験が9%です。(もちろんサンプル構成は異なりますが)



この調査には続きがあります。20~30代に限定して別のアンケートを行いました。こちらもtwitterでお知り合いになった別の方から知りたいこと等や選択肢をご相談させていただきました。実はすでにレポートを作成していますので近日公開させていただきます。


コメント等を拝見して、「もしかしたら・・」という仮説を作ったわけですが、ヒントは【偏見と実態の乖離】です。ちなみにその結果、twitterで色々サポートいただいた2人にはすでにご覧いただいております。数字で実際にでると驚いたとの感想をいただいております。



ということで後編ご期待ください。



twitterでもこの調査結果についてのご意見・ご感想お待ちしております。

今回、選択肢に登場した声優さんのブログ、twitter等(Wikipediaより参照)(敬称略、順不同)

myアンケートに関して

より使い易く、よりお手ごろな価格で、より充実したサポートをご提供するネットリサーチサービスとして、「市場を読み解くサポートツール」を目指しています。コンセプトは「ネットリサーチをもっと簡単に、もっと身近に」

詳細はhttp://www.myenq.comをご覧ください。

トレンドウォッチに関して

トレンドウォッチは、毎週テーマを変えて実施している簡単な自主調査です。約2~3万人から回答を集めて、「今」をキャッチしています。
2001年から開始し、現在まで約500テーマ実施しています。詳細は以下のページをご覧ください。

詳細はトレンドウォッチをご覧ください。

トレンドウォッチのテーマに関してリクエストがありましたらTwitter上(@myenqcom宛)、あるいはお問い合わせよりご連絡ください。
個人・法人は問いません。リクエストにできるだけ対応しようと考えておりますが、ご対応できないケースもございます。予めご了承ください。

<会社概要>

株式会社ドゥ・ハウス  http://www.dohouse.co.jp


株式会社ドゥ・ハウスは、「Human Networking Industryの創造に貢献する」という事業理念のもと、アナログ、デジタル合わせた「人のネットワーク」を介して クチコミ・プロモーションと定性リサーチサービスを展開しています。

近年は、「店頭TV」や「モラタメ.net」など「店頭」と「プロモーション」系のサービスに力を入れ、新時代のマーケティングコミュニケーションを実践しています。


設立:1980年7月7日

資本金:658百万円

従業員数:120名(2009年10月)

お取引企業数:約500社/年間プロジェクト数 約2000件

年間売上:1,860百万円(2009年9月期)



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